ナブラを沈めない為の釣り方
ナブラを沈めない為の注意
囲むナブラの沈めない為に気をつけることです。
潮目にでるナブラは警戒心が少なく少々の事では沈みません。気にせずガンガン釣りましょう。
一番大事なのは音です。
警戒心が強いときは船が近づいただけで沈みます。船の波切り音でダメな時があります。
そのときはかなり離れた位置から遠投して狙いましょう。
当然、ディーゼル船の音も沈みやすいです。
そして足音やイケマの開け閉めの音、こういう海の自然界に無い音はダメです。
魚を釣って魚がバタバタと暴れる音も警戒します。出来るだけ気を付けましょう。
視界的な事ではPEラインの急激な動きに注意します。キャスティング時ぐらいの動きでは大丈夫な事が多いですが、リーリングしてきて魚が掛かった時にPEラインが大きく動くようにフッキングすると、一気に沈みます。
そこで私は巻き合せの感じで小さくロッドを手前に引くような感じでフッキングし、超ゴリ巻きで魚を驚かさないように群れから引き離します。
伸びの無いPEラインと、きちんとした針先なら大丈夫です。
ロッドはルアーと一直線にします。この方法にはフッキング時に他の魚にPEラインが触れてのラインブレイクも同時に防いでくれます。
同じタナで魚を引っ張ってくるならナブラの中を通ろうがナブラは沈みません。
ナブラの中でリールを巻くのを止めロッドでためたりすると魚が潜るのでダメです。
意外とフッキングしないで巻いてくると釣られた事に気付かないのか比較的おとなしく寄ってきます。
ナブラから離れるとガッツリとフッキングしてやり取りします。
もし食った瞬間にフッキングしてしまうと掛かった魚が嫌がって抵抗します。その時に下に潜ったらスレと同じようになります。
そしてフッキングでPEラインが跳ね上がるとダメですね。それを見て群れが下がります。フッキングするならラインの角度をなるべく変化させないようにフッキングする工夫が必要ですね。
スレで掛けてしまうと掛けた魚が潜ってしまい、それに連れられてしまうので他の魚が一気に沈みます。
そうなってしまうと食いが悪い時は警戒心が増し、次から食いが悪くなる事があります。
スレで掛けさせない食わす技術が必要ですね。みんなで撃っているときに自分が掛けた瞬間にナブラが「バシャッ」と一気に沈むと自分のせいで他の人が釣れなくなりますよ。
ナブラの超密集地帯で早巻きで引っ掛けるように巻くような無神経さでは釣れても1匹です。小さければ問題ないですが。しかもスレはバレやすいです。
船を止める位置も大事です。
近付きながらナブラの進む方向(ナブラは結構出ながら移動します)風、を計算に入れて船を止めます。
その時にまとまったナブラなら必ずナブラと船の間にやり取りするスペースを確保しておきます。
ナブラから強引に引きずり出したハマチを、そこからガッツリとフッキングしてやり取りします。
その時に魚が大きければある程度潜られるでしょう。
でもナブラと離れているのでナブラが沈むことはありません。
これがナブラのすぐ横で潜られるとナブラが「バシャバシャ」と一気に沈みます。
もちろん魚が小さく、一気に上げてこれるなら問題ないですが。