ナブラと潮の関係
よく昔から潮止まりは魚が釣れない、というのが定説ですね。
だけどハマチ(ワラサ)のナブラ撃ちに関してはそうとも限りません。
潮止まり前から返しの潮が動くまでナブラが出っぱなしということもありますからね。
なぜ潮止まりは食わないのか・・・
理由は多分
①サビキがなびかない
②食い気が無い
③エサが捕りにくい
等じゃないかと思います。
①はナブラには関係がないのですが②の食い気が無いは、夏のハマチには食い気が無いのは夜だけじゃないかと思いますね。
胃の中がパンパンで内臓を圧迫してるだろうというぐらい食ってる奴でもナブラ撃ちではガンガン食ってきます。
聞いた話では夏のハマチの消化効率はすごいらしいです。
だからチャンスあらば食い続けるでしょうね。
③のエサが捕りにくいは潮止まりの水中ではベイトは自由自在に逃げる事が出来ます。
その為、ハマチも無駄に追い掛け回すことが多いため追わないのではないかと思います。
ジギング、エサ共に潮止まりは、ほぼ釣れません。
ただ条件がそろえばエサが捕食できる為、ナブラなら食います。
その条件とは、ハマチとベイト共に大きな群れの場合です。
その為、潮止まりに出続けるナブラは決まってハマチがベイトを囲んでまっ白になるナブラがでます。
これなら潮止まりの流れのない所でも簡単に捕食できるのです。
もちろん単発で出るのもありますが釣るとなると、どこに出るかも見当がつかない上にすぐに沈むことが多いので難しいです。
だから潮止まり前後は大ナブラのチャンスかもしれません。
良く質問されるのが「どの潮がナブラ撃ちに良いのですか?」と聞かれる事が多いですが、どの潮でももちろん出ます。
ただ大潮はナブラの持続が割りと少ない事があります。
動き始めの良い潮でナブラが出ていても、すぐに流れが強くなり出なくなることもありますし、流れの弱いポイントなどは逆に良かったりするので一概には言えません。
それぞれの潮で良くナブラの出る場所もありますのでこの潮の時に、このポイントで出た、と覚えておきましょう。
もちろんベイト、ハマチと共に群れが入った時にしか出ないので絶対ではないですが
ナブラが何度も出るポイントはナブラになりやすい好条件が確実にあります。
私が頻繁にナブラを発見できるのは、よく出るポイントが頭に入っているからですね。
ナブラを見つける力も必要ですが。